20日土曜日は今回の帰国の目玉である岳南鉄道の撮り鉄オフでした。
場所は静岡県の沼津と富士の中間にあるJR吉原駅から北東に延びる10キロ未満の私鉄。
ただし、製紙工場の輸送のため、岳南富士岡・比奈~吉原区間で貨物列車が運行しています。

集合は10時に岳南鉄道の吉原駅でしたが、埼玉組は朝早いので5時半起きで家を出、7時20分発の小田急線沼津行き特急あさぎりで沼津に移動。沼津から吉原まで東海道普通車に乗り込みました。
今回、大枚を叩いて買ったあさぎりのグリーン車。4500円近くしましたが、乗車が少ない車内で1+2列のシートは快適。多摩川を渡り終えて、御殿場通過まで記憶がございません(笑)。

10時前に吉原に到着。今回、計7名の有志が参加してくれました。最初はヤードに停まっているクリーム色の電気機関車ED403。しかし、パンタグラフを折りたたんでいるため、この日の動きはありませんでした。

岳南鉄道の貨物は平日は多く、土曜日は半分うや(運休)あり、日曜日は運休です。
岳南鉄道の吉原から旧京王井の頭線車両で貨物の運行状況をチェックするため、比奈と富士岡に向かいました。製紙工場や化学工場のなかを縫うように走る景色もまた乙なものです。この日運行していた車両は2種類あり、ひとつはオレンジ、ひとつは緑色かぐや富士号です。そうそう、岳南鉄道の1日フリー切符は硬券で400円。全区間片道が300円だから、これは破格なサービスです。

岳南富士岡に到着後、車庫入りしか確認できませんでしたが、車齢の古いED501がパンタグラスを上げて単機回送。この光景にみんなが驚いたのはいうまでもありません。

ちなみに、岳南鉄道の職員のひとたちは、みんな人当たりがよく、周囲を和ませてくれます。岳南富士岡駅名名物のネコ? や池の金魚、観賞用で食べると酸っぱいニセキンカンなどおもしろいお話をたくさんしてくれました。
その後、1駅手前の比奈まで戻ると、ED402が貨車の突放を行なっていました。中国貨物ではヤードでごく当たり前のことが行なわれていますが、日本で突放を行なっているのは岳南鉄道のみだとか。

お昼は吉原の中心街へ行き、午後は比奈で貨物の状況をチェックしたあと、ジャトコ前の無人駅で下車し、吉原駅に近い場所まで移動。本来なら天気が良かったので、ここから北向きに富士山をバックに写真を撮りたかったのですが、今回は雲がかかって見られません。それでも、貨物が走っているから文句ナシ、ということで、夕方まで撮り鉄が続きました。

続いて貨物と単機回送。16時30分吉原着の貨物はスカでした(号泣)。

それで皮肉なことに、昼間はずっと雲がかかっていた富士山が、夕方で撤収の準備に入った途端きれいに姿を表わしており、ちょっぴりガッカリ。また次回もこいというフラグだったりして…。

夜は駅前のラーメン屋でささやかな反省会と濃い海外鉄事情を話したあと、東海道線経由で自宅に帰投。在来線で戻ったら自宅まで3時間ちょい。やっぱり遠いなあ。
でも、岳南鉄道の予想外のフレンドリーな対応にはとても感謝をしています。